2016年10月15日
ノーベル文学賞と、「こわれもの」と、段ボール箱。 (昨日の記事に、少しつけたし)
ノーベル賞の話題を書いて、画像を段ボール箱にした。
(昨日の記事参照。)
「こわれもの」は、もちろん村上春樹のエルサレム賞での、
広く知られた「卵と壁」のスピーチを意識している。
(参照:書き起こし.com「村上春樹エルサレム受賞スピーチ」)
もう7年前、すなわち2009年のことであり、
2006年のカフカ賞に続いてこの賞を受賞したことで、
村上のノーベル文学賞受賞が俄然現実味を帯びはじめた。
(現実味を帯びて語られはじめた、と言ったほうが正確か。)
そして、日本人として2人目にして、
現在のところ最後の文学賞受賞者である大江健三郎の、
エッセイ集『壊れものとしての人間』(1970年)をかけてある。
(エルサレム賞の受賞スピーチでは意識しなかったはずだが、
大江がノーベル賞受賞スピーチで川端の「美しい日本の私」の、
明らかなパロディ「あいまいな日本の私」を語ったことをまねて、
村上が大江を意識してスピーチをしたと勘ぐった人はいたはずだ。
問題は、ノーベル賞選考委員の中に、いたかいなかったか、だが。)
そして、大江の受賞の前年である1993年の正月に急死した、
「ノーベル賞に最も近かった男」安倍公房の問題作、『箱男』。
(内容は、ぜひぜひ読んでください。1973年刊の小説ですが、
21世紀の混迷が、息をのむほど見事に先取りされています。)
で、問題は箱の中に何が入っているか・・・ですが、
・・・ドキドキして、まだうまく書けません(^常^;
(昨日の記事参照。)
「こわれもの」は、もちろん村上春樹のエルサレム賞での、
広く知られた「卵と壁」のスピーチを意識している。
(参照:書き起こし.com「村上春樹エルサレム受賞スピーチ」)
もう7年前、すなわち2009年のことであり、
2006年のカフカ賞に続いてこの賞を受賞したことで、
村上のノーベル文学賞受賞が俄然現実味を帯びはじめた。
(現実味を帯びて語られはじめた、と言ったほうが正確か。)
そして、日本人として2人目にして、
現在のところ最後の文学賞受賞者である大江健三郎の、
エッセイ集『壊れものとしての人間』(1970年)をかけてある。
(エルサレム賞の受賞スピーチでは意識しなかったはずだが、
大江がノーベル賞受賞スピーチで川端の「美しい日本の私」の、
明らかなパロディ「あいまいな日本の私」を語ったことをまねて、
村上が大江を意識してスピーチをしたと勘ぐった人はいたはずだ。
問題は、ノーベル賞選考委員の中に、いたかいなかったか、だが。)
そして、大江の受賞の前年である1993年の正月に急死した、
「ノーベル賞に最も近かった男」安倍公房の問題作、『箱男』。
(内容は、ぜひぜひ読んでください。1973年刊の小説ですが、
21世紀の混迷が、息をのむほど見事に先取りされています。)
で、問題は箱の中に何が入っているか・・・ですが、
・・・ドキドキして、まだうまく書けません(^常^;
Posted by び ん at 12:49│Comments(0)
│ひとりごと
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