2017年06月02日

赤い月の果てには・・・

職場から帰ろうとして戸外に出ると、赤い月が出ていた。


思わず、持ち歩いていたデジカメを向けて撮ろうとした。


夜9時とはいえ、まだまだ人通りは途切れることがない。


あまり時間をかけないように、あわてて撮ったせいもあるだろうが、


倍率8倍(デジタルで24倍)の小さなデジカメには、


この写真で、精一杯の精度であった。


赤い月の果てには・・・


これでも、撮ったすぐあとモニターで見たら、


「おお、赤いぞ!」と思うくらいに赤かったのだ。


帰ってくるあいだに、色がさめてしまったのだろう・笑



地平線近くの月が、時に赤く見えることは知っている。


(参照:国立天文台NAOJ・HP


しかし、昨日の大阪の月の出は午後12時23分、


そして、月の入りは今日の午前0時36分。


(参照:国立天文台「暦計算室」各地のこよみ


だから、地平線どころか、むしろ天頂に近い。



地震の前兆とも言われる、赤い月。


そうではないことを、祈るのみである。


この写真くらい色がさめていたら、


たぶん、だいじょうぶだろう。



赤い月の下を帰ってしばらくしたら、


ものすごいスコールがやってきた。


一昨日、スコール続きだった昨年にも、


経験したことのないほどのすさまじい、


強い雷雨に襲われたばかりなのに。


今の家に住んで14年近くたつのだが、


一瞬でも停電したのは、はじめてのこと。


テレビの雨量地図では60ミリを超えたが、


生駒山の山頂は、100ミリを超えたらしい。



じつは、昨日、行く先々で、


なぜかスピリチュアルな話題になった。


いずれも、これまで何年もつきあってきて、


そういう話題になったことのない人ばかりなのに。


(というより、そもそも職場ですることのない話題。)


天変地異と呼ぶほどのことではないのだけれど、


皆、生物として、何かを予感していたのかもしれない。



いや・・・。すさまじい風と雨と雷がやって来る数分前、


机の上に積み上げてあった資料の山がいきなり崩れた。


異変を予感したのは、生物ばかりではなかったのかも・・・。


(う~ん。それは「早く片付けましょうね」ということだろうね。)





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