2017年06月04日

「沖縄の中南部にはなぜカラスが少ないのか」 再論 (その序に代えて)

このところ鳥の話ばかり書いて、思い出したことがある。


今からちょうど10年前(2007年6月)のこと、

国際通り沿いにあるホテルに泊まって、

朝早く起きて、周辺を相当くまなく散策した。

(出会ったのは、たくさんの猫、そして鳥。)


それらは、「国際通りの朝の顔」と題して、

その後、しばらくたって連続記事にまとめた。


その中でも、第7回目に書いた、

沖縄の中南部にはなぜカラスが少ないのか

という記事には、ありがたいことに今でもアクセスが多く、

アクセス解析を見ると、2200余りがカウントされている。

(先ほど見た時点でのカウント数は、2233アクセス)


こんな記事・・・。

(リンクは、後述の通り、ほとんど切れています。)


「沖縄の中南部にはなぜカラスが少ないのか」 再論 (その序に代えて)

『(国際通りの周辺で)

「わがもの顔」なのは、ハト。


カラスの少なさは、特記もの。

(内地では、この時間に、このような場所にいるのは、ほぼ間違いなくカラス)


沖縄(とくに中南部)にカラスがいない(少ない)ことについて、いくつか記事リンク。

http://www.rik.ne.jp/oki-byou/sub18.html

http://www.inforoot.jp/okinawa21/index.php?ID=91

http://www16.ocn.ne.jp/~gajimaru/23/page234.html

http://homepage2.nifty.com/qwe00211/okinawa1.htm


なぜ、中南部にカラスが少ないのか・・・

北部で十分生活して行けるからではないかと思う。

(逆に、北部でのカラス被害は、相当なもののようだ)

http://okiguns.blog.ocn.ne.jp/obihirobukai/2007/06/post_574f.html



ちなみに、新城島の民話に登場するカラス。

スーちゃんの妖怪通信「疫病を運ぶヨーラー(夜烏)」


こちらは、かなりおもしろい「カラス研究室」。

http://homepage3.nifty.com/shibalabo/crow/ 』(引用終わり)


ただし、2007年から10年たってみると、

すでに、「スーちゃんの妖怪通信」以外のリンク先は、

いずれも「ページが見つかりません」の状態になっている。


そもそも、読んでもらえるほどの情報のある記事ではなく、

そのうえ、リンク先も開かないというのであれば意味がない。

「カラスがなぜ少ないのか」を知りたくてアクセスしたものの、

役に立つことが何も書いてないので、すぐに遷移してゆく、

そんな大量の通過の対象であるのは、なさけない。

(この記事に、それほどニーズがあるとは思わなかった。

ほかに、もっと読んでもらえる記事は、たぶんあるのだけれど・・・。)


そのことが、多少なりとも気になっていたので、

今年になって、上の記事に追記を記した。(5月27日)


『なお、2015年6月・10月、2016年3月・6月と、

短期間に続けて国際通りを訪れる機会があり、

今でもやはりカラスの数は少ないと感じました。


夜中に残飯等のゴミ出しをしない、などといった、

社会的な衛生面でのモラル順守が進んでいることや、

国際通り周辺に棲む猫の数が非常に多いことなど、

(とはいえ各地で猫はカラスに蹂躙されていますが)

それなりの事情があるのだと、理解しています。


この記事、2200以上のアクセスがあって、

多くの人が読んでくださっているため、

リンク先がことごとく読めなくなっていることが、

とても気になっていたので、追記しておきます。』


アクセスが少なければ無視したのかと言われれば、

現実的に、そうだったのかもしれないと思うのだけれど、

それでも、鳥のことにかんしては多少は興味があるので、

国際通りのカラスについては、もう一度考えてみたい。

・・・そんなふうに思っていたし、今も思っている。


そして、ぼくなどが拙考するまでもなく、

参照すべき考察の先行事例があれば、

それ(それら)を参照させていただければと思う。


たとえば、沖縄でのカラスの生息数は、

日本本土に比べて、多いのか、少ないのか。

あるいは、沖縄のカラスはどのように分布していて、

どのような生活圏を有しているのか、などなど、


「国際通りのカラス」という「点」を考えるには、

包括的な視点、つまり「面」から知っておくべきことが、

考察の前提条件として、いくらでもあるのだと思う。


ぼくは高2で生物学科への進学をあきらめた人間で、

いまやほぼ完全に文系人間と化しているので、

それらを語るにふさわしい条件は何もない。

それでも、おそらく2000人以上もの人が、

「なぜ国際通りにはカラスが少ないのか」を、

知りたがっていると想定されるのである以上、

(とても中途半端な記事を書いてしまった責任上)、

少なくとも自分で納得できる答えには行き着きたいと思う。


というわけで、6月21日から24日までの間、

できれば2日は朝早く起き、そのうちの1日は、

国際通りの周辺をうろうろしたいと思っている。


昨年すずめと少し話ができるようになったので、

国際通りのすずめに、話を聞いてみようと思って。

(参照:年の瀬に振り返ってみると、今年一番の収穫は、

すずめとコミュニケートできるようになったことかもしれない(笑)



ま、でも、国際通りのすずめたちが、

ウチナーグチで話をしていたならば、

ヒアリングには、少し手間取るでしょうね。


直接カラスに聞いてみるという手もありますが、

たぶん彼らは、ハナから相手にしてくれないでしょう。

というか、カラス語は、ちっともわからないし・・・。

おまけに、国際通りにカラスいないし。


(ちょっと、オチのつけ方に困っています・苦笑)






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