2007年07月22日

シーサー20

・・・というわけで、「シーサー20」!

(いやいや、「20」でも、続けるとかなりしんどい。

「100」の本家はスゴイね、と、あらためて感心(^-^;



「シーサー14」以降の作者、

それは、宮城須美子さん。

ご存じ、人間国宝・金城次郎さんの長女


もちろん、そのお名前は知っていたし、

経歴・陶歴も、あちこちで読んでいた。

しかし須美子さんが、これほどのシーサー作家であるとは、

不覚にも今年の6月まで知らなかったのだ。


6月5日、阪神百貨店で出会ったのは、

その宮城須美子さんの逆立ちシーサー

実際に逆立ちシーサーをつくった作家に会うために、

6月22日、読谷の宮城須美子さんのもとへ赴いたのだ。


「やちむんの里」共同駐車場から、ほど近い場所に、

須美子さんの工房、「宮陶房」はあった。


そこで、出迎えてくれたのが、逆立ちシーサー!

シーサー20


このシーサーの下を通り、工房の入り口にお邪魔した。

そこに座っていらしたのは、まぎれもなく須美子さん!




それから、約2時間後。

われわれは、すっかり「お友だち」になった^^


お話ししたのは、シーサーのこと以外にも、

空のこと、雲のこと、葉っぱのこと、花のこと・・・


ラッキーだったのは、その日が2ヵ月半に一度の、

登り窯から作品をとり出す「窯出し」の日であったこと。

次郎窯の窯出しの様子を、見せていただくことができた。

(その時の写真は、またあらためてUPしましょうね)


いまは、とりあえず逆立ちシーサーのこと。


「どうして逆立ちシーサーをつくろうと思ったんですか?」というぼくの問いに、

たのしいからだよ~」と応じた須美子さんの答えが忘れられない。


じつは出発前に、須美子さんがいつごろからシーサーをつくりはじめ、

逆立ちシーサーのヒントをどこでどのように得たのか、

関係者からリサーチしておいたのだ。(いちおう探偵団ですから・笑)

しかし、須美子さんの一言で、そういうことの一切は吹っ飛んだ。

「布団が吹っ飛んだ」とは、絶対に言わないが(言ってる言ってる)


次の約束があっておいとまを告げたぼくに、須美子さんは一言。

いろいろ考えないほうがいいよ~


であるねー。

そこにあるシーサーを、まず楽しまないと。

頭で考える知識、ジンブンは、そのあとのオマケ。


須美子さんからは、とんでもなくたくさんのお土産をもらってしまった。

それにもまして、とても大事なことを教わった気がする。


またうかがいますからね~。

お元気で!!






注目度 : ★★☆

シーサーらしさ : ★☆☆
               
斬新さ : ★★★


総評 : 宮城須美子さんといえば、父親譲りの魚紋のやちむん。それも、次郎さんより繊細な。それなのに、シーサーのこのポップテイストは何?「考えないほうがいいよ~」と言われても、考えずにはいられないのだ!^^;



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この記事へのコメント
ウチの門扉にも市販のシーサー様が門番をしてくださってます。
オリジナルシーサーってイイれすね。
生まれ変わったらシーサーになりたいれす♥ (*´Д`)

                                 アグネスラムより
Posted by カータンカータン at 2007年07月22日 15:36
生まれ変わったらシーサーですかぁ?
アグネスラムではなく?
・・・あ、そっか、もうアグネスラムだったんだ(笑)
                アグーでラム酒より
Posted by び ん at 2007年07月22日 19:20
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