沖縄・八重山探偵団

すでに雪の話題もひと段落して、

今日からは最低気温２０度前後の予報。


思い返せば、沖縄に雪が降ったことを伝える、

日本本土のニュースは（少なくとも大阪では）

本島では名護、離島では久米島だけ、と、

かなり限定的な地域での降雪を伝えたのでした。

それも、「厳密には、みぞれでした」といった感じで、

そんなニュアンスの伝え方が多かったように思います。


日本本土で流されたニュースとは異なり、

じっさいには、沖縄のたくさんの地域で、

どう見ても「みぞれ」などではなく「雪」が、

特に本島では全域で降ったようですね。


たとえば浦添でも宜野湾でも那覇でも、

コザでも、本部でも、うるま市でも・・・。

ということは、これらの周辺自治体でも、

きっと雪は、降ったことでしょう。

それも、２２日から２５日の連日にわたって。


もちろん、雪は風に乗って、

雨よりもずっと遠くまで飛ばされますから、

降水地域を限定するのはむずかしいのでしょうけれど、

それでも、実際に撮影された映像は正直です。


風に乗って飛ばされた雪は降雪と呼べないのであれば、

本州や四国・九州の太平洋側のほとんどの地域では、

雪は「降る」のではなく「飛んできた」ということになるはず。


ま、いいです。

これまでただの一度も沖縄に台風は上陸しなかったと、

そんなふうに記録し、公表している気象庁に、

いまさら何を言ってもはじまりませんから。


気象庁発表をそのままオウム返しに流すメディアと、

ある程度独自の気象情報を流す媒体との違いを、

今回も、随所で感じることになりました。

そんなふうに、書いておこうと思います。






それにしても、周辺府県が降雪で苦労するのを横目に、

大阪には、おそろしいほどに雪が降りません。

まるで、雪雲が大阪だけは避けて行くようで・・・。


昨夜は、ものすごい音を立てて、

通り雨が西から東へと過ぎて行きました。

霰（あられ）か雹（ひょう）かなと思って、

思わず外に出てみたのですが、

寒いばかりの雨でした。


寒いとはいえ、その前の数日とは違って、

外に出てみようと思わせる程度の寒さです。

今週の前半などは、夜中に外に出るなんて、

絶対に無理！でしたから。


こんなふうに、天候は刻々と移り変わって、

そろそろ、１月も終わりに近づいています。