2006年04月11日

雷雨の中で

すさまじい雷鳴が鳴り響いている

断続的に窓を叩く雨の音が、PCやプリンターの駆動音をかき消す。



午後6:30、つまり1時間ほど前から、名護市役所中庭では、日本政府と名護市との「合意」に抗議する緊急集会が開かれているはずだ。

PDFファイルは、こちらから。「ジュゴンネットワーク沖縄」参照)

沖縄本島の雨脚は通り過ぎたようだが、前線の影響で引き続き不安定な天候が続くと、天気概況は伝えている

しかし・・・

昨日から今日にかけて沖縄地方を襲った、時ならぬ豪雨を、「天の怒り」と呼びたくなるのはぼくだけではあるまい。

まさにそれは、米軍再編を目前にしながら動かぬ普天間移設問題の現状に、業を煮やした日本政府との間に交わされた名護市長の「合意」がもたらすものの可視化であったに違いない。


そんな荒天の中での晴れ間と呼ぶべきニュースをひとつ。

沖縄県内の大学教授ら22名によって、「大学人九条の会沖縄」が9日に発足し、10日に会見をおこなったという。

『琉球新報』の本日付「沖縄ニュース」によれば・・・

22日午後1時半から、沖縄国際大学で発足記念シンポジウム「改憲論とオキナワー憲法九条をまもるために―」が開かれるということだ。

シンポジウムの問い合わせは、高良鉄美(琉球大学法科大学院教授)研究室098(895)8197。

その組織と趣旨をぼくはまだ十分理解しているわけではないが、未来を考える選択肢はもちろん多いほうがいい。よって、ここに記しておく。

いくら美しい花であっても、それ1種類であるよりは、種類は多いほうがいい。


雷雨の中で


雷雨の中で、名護を、沖縄を、そして日本を思う。



Posted by び ん at 19:22│Comments(4)
この記事へのコメント
名護の緊急集会に参加してきました。
ほんとうに急ごしらえの集会でしたが、集会規模がコンパクトで、問題がダイレクトなだけに、意見を言う人たちの思いがびんびん伝わってきました。
午前中はとんでもない大雨でしたが、集会の始まる前には晴れ、澄みきった空に昇ってくる丸いお月様もきれいでした。
参加者がもっといても良かったのにな~。それがちょっと残念でした。
Posted by ばるタン at 2006年04月12日 02:06
お疲れさまでした!

びんびん伝わってきたんですね!
そのうえ、ほんとに「びん」を連れて行っていただきまして(笑)
すっごくうれしいです!

さっそくのご報告、ありがとうございます!
「たんすにビン」
・・・言ってみたかっただけです(^-^д
Posted by びん at 2006年04月12日 02:16
「たんすにビン」!(爆
わたくしは「ゴキブリにばるタン」と言われたことがあります・・
Posted by ばるタン at 2006年04月12日 09:32
「ゴキブリにばるタン」!!!(大うけ)

おおさかのおばちゃんの着てる服は、みんな「ガラもん」です(^-^;
Posted by びん at 2006年04月12日 12:18
お返事が遅くなる場合があります。あしからず。
 
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