2008年04月03日

CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)

奈良のまちを歩いていると、いろんなものに出会う。


CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)


土蔵に立てかけてあるのは、ほうき?


いえいえ、お水取りの「お松明(たいまつ)」なのです。


だから、先のほうが焼けて、焦(こ)げている。


毎年、11本×14日分、つまり154本のお松明が用いられる。


その中には、8メートルに達する大松明が毎晩1本ずつ含まれるから、


正確には、毎年14本の大松明と、140本のお松明が用いられることになる。


それらは、相応のお布施を収めると、このように配られるのだという。


しかし、道を歩いていて、これを見つけたときには、ちょっとぎょっとした。


CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)


と思えば、こんなポスター。


どう見ても、もう20年はたっている。


80年代のスタイルだ(と思う)。懐かしい^^・・・


CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)


いっぽう、こちらは20年どころではない。


明治時代まで大蔵流狂言宗家の屋敷があった跡。


現在は、奥に細長い児童公園になっている。


CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)


たまたま、屋敷跡を駐車場にした場所があったのだが、


奈良町の古い屋敷は、こんなに奥行きがあることがわかる。


「鹿男」のドラマに出てきた「福はら」の奥行きも相当なものだった。


CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)


と思うと、「くくり猿」。縁起物。


(以上、撮影:chief )



せっかくなので、ぼくもいくつか追加。


CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)


奈良ならではの標語。


それから・・・


CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)


レトロ風な看板。


CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)


オブジェにされた、普通の柿。


CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)


魔よけの柊(ひいらぎ)。


CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)


そして、「あをによし」と刻まれた歌碑。




この記事へのコメント
奥行きがこんなに細長い~のも珍しいですね!
「柊」は魔よけなんですね~!こういう風に使うんですね~!
沖縄の「サン」みたい~
20年前のポスターくるくまの森にもありますが、何か・・・?(笑)
Posted by とんとんみーかりかり at 2008年04月03日 14:14
奥行き、細長~いでしょ。
で、ちゃんと細長く撮ってくれるうちのカメラマンは優秀です^^

そうそう、サンみたいですよね。
そしてよく似た風習は、世界中にある。
「植物」って不思議ですよね。そして不思議と思うわれわれの心性も。

20年前のポスター、探せばぼくの部屋にもたくさんありますが何か何か?(笑)
Posted by び んび ん at 2008年04月03日 14:24
あれ?いつの間にパパラッチされてましたか。なーんて(笑)

因みにこのタイプのポスターが「くるくま」にもありますよ。
・・・って、(ここで気付いた(汗))かりかりが言ってるねw
現代と違って、健康的ですね~^^;


「吉田蚊帳」・・あ~と納得!!
Posted by とんとんみーのりのり at 2008年04月03日 14:37
はい?

くくり猿ですか?それとも柿?(爆)スマソ

沖縄では、よくこのタイプのポスターと出会います。
でも、さすがに外(駐車場?)に貼ってあるのは見たことないです^^

>現代と違って、健康的ですね~^^;

いえいえ、80年代も現代も、ほどほどに健康的で、ほどほどに不健康でありましょう。

・・・ちょっとマジメになってみた(笑)
Posted by び んび ん at 2008年04月03日 14:52
同じ古都でありながら、どこか京都とはちがうディープさがありますね。
いや、ひとくくりに考えてはいけないんでしょうね。

おそるべし、奈良。
Posted by COLTVICH at 2008年04月04日 02:39
そうですね。奈良はまちの構造が単純だから・・・
と、それこそ単純に思い込んでいたのですが、
底知れない部分があって、さらに興味がわいてきました。
Posted by び ん at 2008年04月04日 05:19
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