2006年06月23日

慰霊の日

6月23日。

この日が平和祈念の日であることに

疑問や反論のあることも知っている。

日本軍の最高司令官の切腹した日が

なぜ沖縄の平和を祈る日であるのかと。

しかし、もはやすでに6月23日には、

たくさんの祈りが積み重ねられている。

それは決して現状追認ということではなく

いや、現状追認であればそれでもいい。


「6・23」という数字の姿を借りた、

ひとつのモニュメントに寄せられる祈り

その質量の高さ重さと真摯さに対して、

ぼくは最大限の敬意を払う側に立ちたい。



慰霊の日



去年の6月23日を静かに思い返しつつ。


【追記】

正午の内地(大阪)のNHKニュースは、

トップニュースとして約3分間、平和祈念公園を映した。

まさに黙祷がおこなわれているその場の映像であった。



Posted by び ん at 00:11│Comments(21)
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この記事へのコメント
びんさん、TB返しさせていただきました^^
Posted by 亜衣 at 2006年06月23日 02:03
慰霊の日。
ただ、ただ、祈ります。鎮魂、慰霊。うーとーとー。

TB送りますね。
Posted by ドリアミ at 2006年06月23日 02:27
>亜衣さん

さっそくのお返し、ありがとうございます。


>ドリアミさん

今年は少しばかり離れていますが、
祈りの気持ちは変わりません。
Posted by びん at 2006年06月23日 09:09
びんさん

TB、コメントありがとうございます!
今後ともよろしくお願いします。
Posted by 本屋のおっさん at 2006年06月23日 09:46
お祈りします。心をこめて 手を合わせます。
Posted by えみんちゅ at 2006年06月23日 11:30
はじめまして。
えみんちゅさんの紹介で来ました。

皆さんが、慰霊の日について賛同してくれてる事が
沖縄の人にとって救いにもなります。

ありがとうございます。

北と米による脅威もありますが、
戦争の無い地球になる事を切に願ってます。
Posted by アキラ at 2006年06月23日 12:32
>本屋のおっさんさん

いえいえ、ずいぶんアクティヴな活動をなさってるとおどろきましたので。
こちらこそよろしくお願いします。


>えみんちゅさん

ご紹介まで、ありがとうございます。

・・・そろそろ次の沖縄行き、でしょうか?^^


>アキラさん

いらっしゃいませ。
よその人間なのですが、どうにも他人事とは思えませんので。

たくさんの人が、考える日であればいいと思っています。平和のこと。
Posted by びん at 2006年06月23日 13:04
8月29日~に延期です。(^◇^;)
Posted by えみんちゅ at 2006年06月23日 14:13
県外ニュースにゃきっと載らない↓慰霊の日のニュース
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200606231700_03.html
Posted by pyo at 2006年06月23日 15:21
1998年から毎年欠かさず沖縄で過ごしていましたが、
今年は行くことができませんでした。

沖縄から世界へ 平和を願うために。

こちらから黙祷しました。  
Posted by ebi at 2006年06月23日 20:45
>えみんちゅさん

いいっすよ、たのしみが長くってね(ふててる)


>pyoさん

たしかに、載らないでしょうね。
キナ臭いというか、一言「ゲロゲロ」。


>ebiさん

去年はニアミスでした。
きっといつか会えると思います。6月に。

ぼくも12時に。テレビにあわせて。
Posted by びん at 2006年06月23日 23:07
すっかりご無沙汰してしまい誠に申し訳ありません。
そしてコメントありがとうございました。

遅ればせながら貴ブログをリンクさせていただきました。
ご確認ください。

以前、慰霊の日の写真をアップするお約束をしていましたが
今回1年を経て約束を果たすことができました。

予期せぬ、びんさんからのコメントを頂き懐かしさで
ホントに感激・感動しました。
これこそブログ魂?というものでしょうか。

改めまして今後もよろしくお願いします。
Posted by 沖縄のヒロシです at 2006年06月24日 01:51
おひさしぶりです。

仲間と共同でやっているブログに書いた記事のトラバ貼らせてもらいました。
ゆたしくです~。(^▽^)

あっ、pyoさんも同じ事書いていますね…。


慰霊の日にあたって、もう、決してあのような戦争を繰り返してはならないと強く、強く思います。

でも、まだ平和の礎に沖縄戦で亡くなった朝鮮人の名前が1万人も記載されていなかったり(今年追加されたのは2人だけ)、沖縄戦が終わった日がヤマトの終戦より遅い9月7日だったことはほとんどのひとが知らなかったり。

さらには、この慰霊の日ですらまだヤマトでは沖縄に関心があるひと以外知らないという事実もあります。。。

どうか、どうか、「国」なんて関係なく、権力も関係なく、平和をともに願うことがもっと多くのひととできる日がきっと来ますように。
Posted by よーかい at 2006年06月24日 03:38
びんさん、またTBさせていただきますねー
Posted by 亜衣 at 2006年06月24日 19:44
>沖縄のヒロシですさん

角煮・・・ではなく確認しました^^

1年がかりのリンクですね。

今後ともよろしくお願いします。


>よーかいさん

こちらこそ、おひさしぶりです。

そうですね。
人と人とのあいだに上下関係は無い。
そういうことも含めて思い出させてもらう
たくさんの契機に満ちた日だと思います。


>亜衣さん

はい、たしかに受け取りました。
Posted by びん at 2006年06月24日 21:30
こんばんは☆
慰霊の日だった昨日の正午には、自分も黙祷をしました。
沖縄のNHKでは正午あたりから平和記念式典がずっと放映されてましたよ。
いろいろと彼女(石垣出身)と戦争の話や基地の話をした日でもありました。

いやみとかじゃなくて叶うのであれば、是非、小泉さんに沖縄の休暇を普天間で過ごして欲しいっす。どれだけ戦闘機が低くとんでいるかが分かっていただけるかと。
Posted by しと at 2006年06月24日 23:26
さて、どうでしょうか・・・好戦的かつまともな想像力に欠ける「あの人」が、じっさいそこで何を感じ取るることができるのか・・・、ぼくは全く懐疑的です。

じっさい式典の場にやってくるだけマシだという意見も聞きますが、来てなお「見ない」のであれば、来ないほうがマシかもしれないと思ったりもします。

・・・ちょっと懐疑的過ぎましたか・・・あしからず。
Posted by びん at 2006年06月25日 10:35
びんさん、始めまして、
先日、TBさせて頂きました、N.K.と申します。
また、こちらへもTBして頂きありがとうございました。

私の父は今帰仁出身でもう他界しましたが、
戦争経験者です。
終戦は熾烈な戦闘があったラバウル島で向かえたそうです。
そこで、マラリアに罹り右目を失明しています。
戦争の事は話したがりませんでした。

母は名護出身で、戦時中の事をよく話してくれました。
特に母の母の武勇伝などを、とてもたくましい
おばぁーだったと思います。

父がその話をしない事も理解できます。
また、母がその話をする事も理解できます。

これは、戦争といものが、
どれほど悲惨で残忍なものかを人々の心に
焼きつけていることの表れなのでしょう。

私は子ども達へ伝えていくつもりです。

それでは、また来ます。
Posted by N.K. at 2006年06月26日 13:52
N.K.さん、ごていねいにありがとうございます。

お父さん、お母さんのお話、印象深く読ませていただきました。

ぼくの場合、静岡大空襲の経験者である母親が寝物語で戦争の話を毎晩のように聞かせてくれたのが、現在の自分の骨となっています。

父親は、戦争のことはなにひとつ言いませんが、言葉ではなく態度や空気で「戦争(他者を傷つけること)はダメだ」と伝えてくれていると思います。

どうぞ、またいらしてください。こんなブログですが。
Posted by びん at 2006年06月27日 11:25
「慰霊の日」
私は、自分の家族と主人の両親・伯父・伯母たちと
一緒に「魂魄の塔」などへお参りしてきました・・・
義父母は、親・兄弟をこの糸満の激戦地で
亡くしています・・・。
あまりにも悲惨な状況だったらしく、
口に出しては、具体的に話してはくれませんけど。

今回、初めての参加でしたが、
61年経った今でも、その悲しみは癒えないですねー。
びんさん平和への思い有難いです・・・。
(私が言うことではないですが・・・)
Posted by とんとんみーかりかり at 2006年06月30日 16:08
いえ、そう言っていただいて有難いです。
正直、身の置き所のない思いを味わうこともありますので。
ちょうどいま、朝日新聞朝刊の連載小説「メタボラ」にナイチャーと沖縄とのかかわりが書かれていますけど・・・

かりかりさん、貴重な「慰霊の日」だったのですね。
Posted by びん at 2006年07月03日 04:48
お返事が遅くなる場合があります。あしからず。
 
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