2006年04月12日

復旧間近

出版社から、同じ雑誌が10冊送られてきた。

いわゆる、「著者献呈本」というやつだ。


10年ほど前に、ほとんど骨子のできていた論文ではあるが、

まとめと校正の段階で、これまでになく消耗した。

2度あると思った校正が1度だけだったということもあり、100%満足はしていない。

ただ、販売価格2500円の15(執筆人数)分の1を払って損はないものにはできた。当たり前だが。


全国の書店に流通する雑誌に載ったのは、今年2回目。

ただし前回は、枚数が少なかった(20枚)。今回は、60枚。

入院・療養に明け暮れた1年から、かなり復旧してくれていると実感。

そろそろ、本のまとめや校正にも耐えられる体調に戻ってきたと思う。

てぃーだBOOKが完成したときに、だーしゃさんがしみじみ書いておられたが、

本を1冊書こうというのは、ちょっと想像がつかないくらいしんどい。いわばイノチガケ。

もちろん、いろんな本があり、いろんな執筆姿勢があってもいいとは思うのだが・・・

しかし買って読んでもらう以上、「ほどほど」のものを出すくらいなら出さないないほうがいい。

可能性として子々孫々の時代にまで伝わるものなのであるから、恥ずかしいものは出せない。

大学時代の恩師の本作りを手伝わせたいただくことで、その姿勢を身に沁み込ませることができた。


復旧間近


『国語と国文学』(至文堂)5月号(「戯作」特集)。

大きな本屋さんであれば、置いてあると思います。

もしよかったら、手にとってみてください。


え?

どれがぼくの書いた論文かわからない?

目次(表紙)を見ると、わかるようになってます。

著者の「名前」、見ていってくだされば・・・

で、「打順」は野球と同じだと思っていただければ^^





前(↓)の記事、デザインの寒緋桜と記事の紅梅が照応(コレスポンダンス)して、とても気に入っていた。

このまま置いておきたいなと思ったけれど、そういうわけにもいかないので記念写真を撮っておく(苦笑)

横に長く写真をUPしてみたいなと思ったのは、ebiさんの影響である。

いえいえ、もちろん、比べ物にするなんてとても申し訳ないのですけれど(冷汗)


復旧間近



1996年4月12日の「普天間合意」から、ちょうど10年目の4月12日に。

かさにかかって「外堀」「大外堀」を埋めようとする日・米政府および軍の動向を見聞きするにつけ、

「悪質な訪問販売」が、ついに玄関先で居直りの恫喝を始めたかと、「家」の住人たちを案じつつ。

その「家」からは、ほんとうは「ここ」もまた地続きなのだけれど・・・


このあと夜まで用事があり、今日書けるかわからないので、書きつけておきます。



Posted by び ん at 17:15│Comments(1)
この記事へのコメント
というか、なんというか、
下の記事の写真のさくら、 とっても綺麗ですね。
Posted by ebi at 2006年04月15日 01:53
お返事が遅くなる場合があります。あしからず。
 
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