2022年10月06日

『ちむどんどん』は終わらない。

もう2か月近く前のことになるのだが、

「『ちむどんどん』は駄作ではない。」

という記事を書いた。

それからしばらく記事を書くことができずに、

ずっと更新をさぼり続けていたのだが、

ひさしぶりにアクセスをチェックしておどろいた。

9月の終わりごろから訪問者の数が増えている。

それも、連日500人を超えるほどの訪問者。

どころか1000人に近づいている日もある。


まず、最初に考えられることは、

『ちむどんどん』が最終回に近づいていたから。

ならば、『ちむどんどん』が終わったら減るだろう。

多少寂しく思いながら、(ドラマも終わってしまうし)

最終回の9月30日(金)を迎えた。


前回の記事の内容はタイトルの通りだが、

ドラマが最終回に近づいていくにつれて、

べつに記事を書き足す必要はないと思った。

とりわけ最終前週から最終週にかけて、

誰がどう見ても、このドラマは駄作ではない。


なかでも最終回に味わうことのできた幸福感は、

物語のたくさんの糸をつなぎつつ、しかし語りすぎず、

もはや、ぼくなどの講釈は必要ないだろうと思わせた。

(1週間近くたっても、すぐ近くに感じられる幸福感。)

たしかに名作とは言えないのかもしれないけれど、

これまでの朝ドラにないいくつものチャレンジがあり、

近年の連続ドラマのように「伏線回収」に追われず、

それでも、物語全体を通した大きな伏線は回収した。

なにより、「語ること」だけに過度に依存することなく、

「語らない」ことで、どれだけたくさんのことを語ったか。


『ちむどんどん』は終わらない。
(東大阪を流れる川、に映った空と雲と 2022年10月)


そして、すでに次の朝ドラが始まっているのだが、

来てくださる訪問者の数は、途切れない状態・・・。

10月3日になって、このブログとしては何年ぶり?

ちょっと思い出せないほどのインターバルを置いて、

訪問者の数が1000人を超えた(1167名)。


毎日記事を更新していれば、ありえるかもしれない。

(そうだったのは、もうずいぶんむかしのはなし。)

しかし、1か月以上も記事を更新していないのに、

おまけに、最近は100人を超えることも稀なのに。

・・・これは、いったい、どうしたことだろうか?

どう考えても、理由は『ちむどんどん』以外にない。

ドラマが終わってしまっても、関心を持っている、

そんな人たちが、世の中にはたくさんいる。

きっと、そういうことなのだろうと思う。


ただ、前の記事の最後に、

「2025年までに、本にするつもりだ。」

と書いた。これは、つまり、

「2025年まで、ブログ休みますよ。」

というふうにも、読めなくはない。

で、じっさいに2か月近く休んでいる。


いえいえ、べつに3年も休むつもりはなく、

なかなか記事が書けないだけなのだが、

(いちおうタイトル下の空きスペースには、

月ごとに俳句を新しく書いているのです。

なんで俳句なのかは、よくわかりませんが。

おまけに俳句だけだと余計にわからないので、

あとから解説をつけておくことにしましょうね。

というか、まったく解説になっておりませんが。)

以前から、「休む」とか「やめる」とか書くと、

あえて応援に来てくださる(?)訪問者の数が、

どんどん増えるということは、たしかにあった。

それで、ちょっと開いて調べてみたのだが、

アクセス元も「ブックマーク等」が突出して、

今月(10月)だけでも、もう3000もある。

『ちむどんどん』を検索してヒットする人より、

以前アクセスしてくださった方のほうが多い、

たぶん、そういうことなのだろう。


ちょっと落ち着かなくなった。

こちらの誤解なのかもしれないが、

これだけたくさんの人が、

ぼくがなにかを(たぶん『ちむどんどん』について)

書くのを、待っている?


わかりました。書きましょう。


と開き直るほど、たいしたものが、

書けるかどうかわかりませんが。


おまけに、今は仕事が溜まって、

片づけてから書こうと思うのです。


というわけで、

ひさしぶりの記事をひとつ費やして、

「番宣」になってしまったわけですが・・・汗




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