2022年04月30日

「街角ピアノ~沖縄編~」と「ブラタモリ」、「キンシオ」、「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」など。

NHK BS1の「街角ピアノ」が好き。

やっていると、ついそのまま見てしまう。


なんでもなく「そこ」が映っているからだろう。

そして、そこに「人」が映っているからだろう。

もちろん、映っていたたくさんの人たちの中から、

テレビ局の誰かが選択をして一部分を切り取った、

そういうことなのだろうとはわかっているのだが・・・


それでも「そこ」の空気までは選べない。

選べない空気がそのまま映っているのがいい。


「街角ピアノ~沖縄編~」と「ブラタモリ」、「キンシオ」、「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」など。

(気になるコザの時計台? やっぱりカオナシだよなぁ、と思う。)



そういえば「世界ふれあい街歩き」も好きだし、

「ブラタモリ」も、ほどほどに好きかもしれない。

コロナ禍で番組の本数は激減したけれども、

石垣島の回は、もちろんおもしろかったし、

竹富島は期待せずに見たのでぶっ飛んだ。


「期待しなかった」というのは、場所的にではなく、

地形的にはだいたい知っていると慢心していたからで、

いやいや、とんでもない。知らないことばかりだった。

小樽や奄美と並んで、これまでのマイベスト3に入る

とんでもないおもしろさの回で、びっくりしただよ。


「これまでも」、などと書いてしまったが、

通算で200回に達した「ブラタモリ」は、

たぶん3分の1くらいしか見ていないので、

(と思って調べたら、5分の1くらいだった。)

じっさい大きなことは言えないのだが・・・。


去年は、旧作の再構成ばかりだったし、

最初の頃には東京都内ばかりだったので、

すぐに飽きてしまったし。おもしろくなったのは、

2015年に東京を離れて全国に行くようになってから。


かつて、「江戸に留学する」などと言って東京に住み、

2年で胃に穴をあけて田舎にひっこんだ身としては、

東京という地域のことは、ちょっとトラウマだったり。


でも、それ以上に好きなのは、「キンシオ」。

キン・シオタニさんというイラストレーターが、

特に有名でもないふつうのまちに行って、

史跡案内板などを見ながらぶらぶらする、

地方局のゆる~い旅番組なのだけれど。


誰かに会うわけでもなく、案内人もおらず、

スタッフを引き連れての大名行列でもなく、

ウンチクも垂れず、妙なクイズタイムもなく、

「さすが〇〇さん」というお世辞も言われず、

カメラマン1名と2人だけで歩いている間に、

だんだん町の歴史や成り立ちが見えてくる。


店には入ったり入らなかったりいろいろで、

何かを宣伝しようという気も最初からないし、

(宣伝しても、たぶん見ている数が少ないし?)

見ていて「すごいなぁ」などと思わせる仕掛けもなく、

ただ、そこにあるものを見て、歩くだけの30分番組。


それでもシオタニさんがじつは歴史や文化が大好きで、

じつは(番組のために急いで仕入れたというのではなく)、

歴史や文化の本をたくさん読んできたんだろうなと思わせる、

たま~に話す一言や二言が、何とも言えず、うならされるのだ。


で、その「キンシオ」が終わってしまったので、すこしさびしい。

仕方がないので、歴史や文化は嫌というほどスルーしまくり番組だが、

基本的にうるさくなく、ただ歩くだけなのでヒロシの「駅前食堂」を見る。

本当は『迷宮グルメ異郷の駅前食堂』というすごいタイトルなのだが。

チャップリンの『ライムライト』のBGMが流れる中を、ひたすら歩く。

で、その日食べる食堂を探す、という番組なのだが、おもしろい。


自分でもおそろしいくらいに、テレビ番組の曜日と時間は覚えない。

(朝ドラは、『ちむどんどん』がはじまったので、がんばって覚えた。

今回から、夜の再放送をやらなくなってしまったのは、ひどい。)

なので、「キンシオ」も「駅前食堂」も「ブラタモリ」も、見るのは、

いつも「あ、やってる」という感じで、たまたまなのだけれど。


ともあれ、その「キンシオ」の記念すべき最終回を、

先日、見ることができた。もちろん「たまたま」である。

機械が壊れ、録画できなくなって、そろそろ10年。

慣れてしまったし、それで困ったことは、特にない。

ビデオテープやCDを山のように積み上げていた頃が、

なんだか、合戦に忙しかった鎌倉時代のように思える。


1か月ほど前に「あと数回で終わり」と言っていたので、

なんとなく「見れればいいな」と思ってはいたのだけれど。

調べて分かったのは、ぼくが見ていたのは兵庫のサンテレビで、

2016年から放送開始した神奈川放送とは1週間遅れのもの。

または、京都テレビで本放送から17日遅れで放送していたもの。

本放送は、なんと12年間にわたって、631回もやっていたのだった。

(631回って、そうとうな人気番組じゃないですか!

見ている人の数が少ない?などと書いてしまってごめんなさい。)


番組ホームページを見ても、最終回がいつなのか、

よくわからないのが、ゆるすぎて少し笑えたのですが。

で、最終回は兵庫サンテレビではなく京都テレビで見ました。


と、書いていて自分でも思う。

「テレビ見過ぎ」。

確かに・・・

仕事はあいかわらず忙しいんですけどね。

もうPCの前に座っているのが無理、となると、

リビングにきて、なんとなく冷蔵庫開けたりして、

そのままテレビの前に着地して、リモコンつけて。

で、キンシオとか、ヒロシとか、ブラタモリとか・・・。


音市場「NHK BS1「街角ピアノ~沖縄編~」撮影決定! “誰でも弾けるストリート・ピアノ”」


そうそう、「街角ピアノ~沖縄編~」の話題でしたね。


コザのミュージックタウン音市場1階の音楽広場に、

去年(2021年)の8月から11月まで設置された、

ストリートピアノが映し出されていたわけで・・・。


弾きに来るのが男性ばかり、というのが、

いかにも琉球王国時代以来の沖縄らしくて、

演出かもしれないと思いつつ、おもしろかった。

皆さん、そんなに上手ではないのも、お愛嬌。


ピアノといえば、朝ドラの『カムカムエブリボディ』、

トランペッターのジョーさん(オダギリジョー)が、

いきなりピアニストになったのにはおどろいた。

『カムカム』は、実際に自分が生活していた、

生活圏が映ったはじめての朝ドラだったので、

岡山弁を思い出しつつ、そこそこ見ましたけど。

しかし、『ちむどんどん』が今月から始まって、

『カムカム』は、すでに過去のものになっている。

まあ、朝ドラは「生(なま)もの」ですから、

新しいのが好まれるわけですけれども。


『おかえりモネ』が良すぎたので次は休もうと思ったし、

最初の「安子編」はせつなくてちょっと離れたけれど、

『カムカム』の「るい編」以降は、けっこうはまった。


『ちむどんどん』は、7時30分と8時から見て、

(2回目は、ノートとりながらですね、もちろん)、

8時が無理な曜日は12:45に帰ってきて見る。


『ちむどんどん』についてこのまま書き始めたら、

ちょっとおそろしいことになる感じがするので、

今日のところは、このくらいで・・・




【注記】4月30日夜

当初のタイトルを、「街角ピアノ~沖縄編~」、ついでに「ブラタモリ」、「キンシオ」、「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」など。としていたのですが、「ついでに」は、さすがに失礼なので、「街角ピアノ~沖縄編~」と「ブラタモリ」、「キンシオ」、「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」など。に改めました。


【追記】5月1日夜

『カミカムヴリバディ』って書いてましたね、最初。

『カムカム』に直しましたけど、自分でも笑えました。





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この記事へのコメント
ちょうど6時に

首を真横に傾げた感じに見えますかね……。
Posted by GakiiGakii at 2022年04月30日 12:45
たぶん、なにか、

伝えようとしていると思うんですけれども・・・
Posted by び んび ん at 2022年05月01日 22:09
お返事が遅くなる場合があります。あしからず。
 
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