2007年05月26日

金城 実100M彫刻「戦争と人間」大展示会

今回の沖縄で、行くことのできなかった場所がいくつもある。

その中のひとつが、読谷でおこなわれている金城実さんの展示会だ。


ただし、集めたいくつかの情報から、100メートル彫刻「戦争と人間」の展示だけだと思っていた。

しかし、24wackyさんの情報(「癒しの島」から「冷やしの島」へ)によれば、終了日の6月24日まで盛りだくさんのイベントが続く。

「転載以下をバンバン流して下さい」ということなので遠慮なくバンバン流します。

「♪いつか~きみと行った~映画~がまた来る~」(ちがうでしょ!)



金城実100M彫刻
「戦争と人間」大展示会


主催:
100M彫刻「戦争と人間」大展示会実行委員会
実行委員長 崎原盛秀
連絡 事務局長 服部良一
読谷事務局 知花昌一
      比嘉啓治

開催場所:
読谷補助飛行場跡地(旧日本軍北飛行場滑走路側面)
開催期間:
2007年5月11日(金)~6月24日(日)の46日間
本土復帰35年と、慰霊の日に呼応する期間

開催趣旨:
読谷村内で創作活動を続けている彫刻家金城実が共感する多くの人に支えられながら、約10年かけて制作してきた彫刻「戦争と人間」の完成を機に、感謝の意を込め一挙公開する。

「戦争と人間」は沖縄が「ヤマト」や「アメリカ」との狭間で苦悩してきた歴史の一コマ一コマを刻んだ戦中・戦後の歴史絵巻であり、広大な米軍基地跡地(旧日本軍北飛行場)のただなかに展示することを通して、沖縄の将来にむけた新たな息吹を吹き込む契機を創る。

何よりも、06年12月読谷飛行場の全面返還を勝ち取った読谷村民の長年の闘いは沖縄の基地返還運動に大きな示唆を与えるものであり、村民の努力に敬意を表し、その成果を民衆が共有する機会とする。

彫刻家金城実の個性豊かな生き様とこれからの思いに接し、「沖縄」を語り合う交流の場にする。



開催趣旨を実現するための企画


5月26日(土)PM7時
民族派から見た沖縄
講師:木村三浩(一水会代表)

公式サイトに今回の講演の背景が書かれている
    ↓
http://www.takagigokko.com/kimura/view.php?blog_news_no=188


5月27日(日)PM7時
「集団自決」の内実を問う
映画「アリランのうた」上映と講演 朴壽南(パク・スナム)
「アリランのうたーオキナワからの証言」については下記を参照
    ↓
http://eapeace.jp/web/modules/news/article.php?storyid=26

と書かれていますが最新情報では「集団自決」に関する新しい証言を含む最新映像の上映に変更ということで必見!!


5月29日(火)PM7時
沖縄パワーを語る
基地返還を勝ち取った読谷村を語る ー山内徳信
ルポライターが見た沖縄 ー鎌田慧

追加情報(5/30)


6月1日(金)PM6時
沖縄のレジスタンスを語る
阿波根昌鴻 -謝花悦子(伊江島わびあいの里)
屋良朝苗 -石川元平(元屋良朝苗秘書)
瀬長亀次郎 -赤嶺政賢(衆議院議員)
安里清信 -崎原盛秀(元金武湾を守る会事務局長)


6月2日(土)PM7時
月に吠える
辺野古を通して日米の企みを暴く -真喜志好一
満月コンサート まよなかしんや他

6月2日
知花竜海/DUTY FREE SHOPP. も出演するぞ!
    ↓
http://akagawara.jugem.jp/?eid=71


6月9日(土)PM7時
ハンセン病への偏見と迫害の歴史を知る
映画「あつい壁」上映と講演(ハンセン病回復者)

中山節夫監督による40年前の作品の上映。
もしかしたら最新作「新・あつい壁」の上映になるかも、とのこと。
       ↓
http://kumamoto.cool.ne.jp/nakayama2005827/index.html


6月10日(日)PM7時
「集団自決」とは何かを知る
映画「ゆんたんざ沖縄」上映と講演(チビチリガマ遺族)
     ↓
http://www.cine.co.jp/php/detail.php?siglo_info_seq=33

沖縄にとって日の丸がどんな意味を持つか
私はこの映画を観て納得しました
教師から日の丸をむしりとり下水に投げ捨てる女子高生の姿は衝撃的
必見!!


6月16日(土)PM7時
「在日」の歴史から見る 戦争と人間
新屋英子一人芝居「身世打鈴」(しんせたりょん)
鄭光均(ジョン・カンギュン)オカリナ演奏「郷里を奏る」

新屋英子さんサイト
   ↓
http://homepage3.nifty.com/nobinokai/

鄭光均さん
  ↓
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/rensai/0104tobanx/0104miki_17.html


6月17日(日)PM7時
軍事政権・戦時体制の人権を知る
韓国政治犯良心囚 -李哲(イ・チョル)


6月21日(木)PM7時
国家権力と冤罪事件を考える
沖縄返還密約事件を西山裁判で暴く -西山太吉(交渉中)→決定!!
絵画展示とパフォーマンス -星野修三

「渋谷事件」星野文昭・修三さんについてはこちらを
    ↓
http://www3.cnet-ta.ne.jp/f/fhoshino/Default.htm


6月22日(金)PM7時
「恨の碑」建立1周年記念
強制連行朝鮮人軍夫の証言 -姜仁昌(カン・インチャン)
太平洋戦争犠牲者遺族会 -李熙子(イ・ヒジャ)

姜仁昌さんについてはこちらから
    ↓
http://www.qab.co.jp/01nw/06-05-26/index8.html

李熙子さんは映画「あんにょん・サヨナラ」の主人公
    ↓
http://www.gun-gun.jp/document.htm


6月23日(土)
沖縄戦没者慰霊の日
パギやんの歌うシネマ「ほたる」

パギやん(趙博)さんサイト
    ↓
http://www.fanto.org/


6月24日(日)PM7時
終了イベント
海勢頭豊コンサートと沖縄空手と古武道演技


参加費は基本的に各1000円
例外
6月16日一人芝居&オカリナ演奏
大人2000円 中高生1000円 小学生以下無料


以上を全部手入力で打ち込まれた24wackyさん、たいへんでした。

確かにお借りしました。ありがとうございます。



「戦争と人間」といえば、レリーフ制作の記念としていただいた作品が手元にある。





100メートル彫刻から遠く離れているけれど、この闘鶏(タウチー)のずしりとした重さをてのひらに受けるたび、100メートル彫刻「戦争と人間」と、どこかでつながっていられるような気がする。

しかし、やはり「実物」に会いたい。金城実さんにもお会いしたい。


この展示会だけではなく、「読谷に呼ばれている!」

沖縄から戻って1週間余り・・・くり返し、そう思うのだ。


【追加】

情報追加いたします。(「「癒しの島」から「冷やしの島」へ」より

ピーストーク&ローソクライブin 旧読谷飛行場

日時:6月15日(金)18:00~

場所:旧読谷飛行場特設テント

料金:無料(投げ銭:準備費、運営費としてライブ終了後カンパをお願いします)



【リンク】

Slow time 「忘れてはいけない」

なんくる主婦の年中わーばぐち「金城実反戦彫刻展」






Posted by び ん at 04:41│Comments(6)
この記事へのトラックバック
彫刻家・金城実の反戦彫刻展が、読谷村の補助飛行場跡地で開催されています。読谷村役場側にて24日まで開催中。金城 実 反戦彫刻展TAG 読谷村 金城実反戦彫刻展 2007/06/13 12:52 posted by TROPowe...
金城実反戦彫刻展【なんくる主婦の年中わーばぐち】at 2007年06月14日 10:17
この記事へのコメント
来たばっかり・・帰ったばかり?なのに・・

もうお呼ばれしてるのね 沖縄の神様に(笑)
Posted by ハーリー at 2007年05月26日 06:00
もう9日ですぜ、4日間しかいなかったのに。

そうそう沖縄の神様に!沖縄のヨッパライには呼ばれてないからね!
Posted by びん at 2007年05月26日 06:10
誰ですか?酔っぱらいって??(笑)

あ!! 163だな(爆)

お酒が飲めるような 体になってから
めんそーれー!!(笑)
Posted by ハーリー at 2007年05月26日 08:44
よんな~さんをオフ会に来させてあげたくて、
すぐに帰った163さんをそんなふうに言うなんて!

てか、酔っ払いに巻き込まれたくなくて早く帰ったか!(爆)

酒のめない体のままでも、またすぐに行きますって。
寝ちまった酔っ払いをタクシーまで引きずってく人が必要でしょ(笑)
Posted by びん at 2007年05月26日 09:32
さっそくのご紹介ありがとうございます。
これだけの企画ですから、一人でも多くの参加者があってほしいと、勝手に思っている次第です。
みなさん、ぜひ会場へ足をお運びください。
Posted by 24wacky at 2007年05月26日 10:02
これほどのイベントが継続的におこなわれていること自体が驚きでした。それも、ほかならぬ今日は、一水会代表の講演とは!

情報のご提供に感謝いたします。
そうですね。一人でも多くの方が会場に足を運んでくだされば何よりです。ぼくなとが口をはさむまでもなく、伝わるものが必ずあるはずですから。
Posted by びん at 2007年05月26日 11:57
お返事が遅くなる場合があります。あしからず。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。