潮間の前 (すーまぬめぇ補遺)

び ん

2007年01月13日 00:28






いちおう・・・お休み中なので、こっそり^^;











「すーまぬめぇ」について書いた。

すーまぬめぇの謎 http://bin.ti-da.net/e785526.html

つまり、「すーまぬめぇ」というのが、どういう意味なのか。





しばらくして、こんなふうに書いてあるサイトを見つけた。(今は、この文章は消えている)


後日、隣で食べているお客さんが店員さんに聞いてました。

「すーまぬめぇ」ってどういう意味ですか?

すると、

「屋号です。城間・・・とかなんとか・・・の・・・」



で、「すーまぬめぇ」は、「城間の前」だと考えた。

すーまぬめぇの謎、再び http://bin.ti-da.net/e928598.html 







さてさて、すーまぬめぇにつれて行ってくれたハーリーさんの最近の記事。

今日も^^(ハーリーのなんとなく。。)

http://hurri.ti-da.net/e1253042.html


ちゃんと書いてあるし(笑)


画像借りるよっ。


これこのとおり(^-^)/





屋号の愛称

すーまめえ

潮間家の前という意味





なーんだ。

つまり、「城間」ではなく、「潮間」だったわけだ。

「潮間の前」なので、「すーまぬめぇ」。うーむ・・・^^



波打ちぎわのことをウチナーグチで「潮口(スークチ)」という。

スーチカも、「塩漬け」のことだよね。字は違うけど、「潮」と「塩」の発音は同じ。

だから、「潮間」は「スーマ」になるんだね。



潮間さんという苗字は知らないが、潮間という言葉はある。

http://search.yahoo.co.jp/search?fr=slv1-tospc&p=%c4%ac%b4%d6

こんな本もあった。

http://www.pref.okinawa.jp/akatsuchi/data/324.htm

言葉自体は、ずいぶん昔からある。

『とりかへばや物語』の頃、つまり平安時代には「しおがい」と言ったようだ。


伊勢の海の きよき渚に 潮間(しほがひ)に なのりそや

 摘まむ 貝や拾はむや 玉や拾はむや



渚(なぎさ)のことを意味するのだろう。ここは同義反復であるから。



「潮間」さん、おそらく、かつては海べりにあったので「潮間」が屋号になったのだろう。

そして、「すーまぬめぇ」(潮間の前)さんは、潮間さんの前に建っていたことになる。

「前」というのは「手前」のことだろう。屋号は、つまり「目印」なので。


「すーまぬめぇ」、いまは住宅地の真中にあるけれど、かつてはきっと海べりだった。

そんな情景が、いっぺんに目の前に広がるようであったのだ。














・・・思わず、出てきてしまったねぇ。

ハーリーさんのせいだねぇ(笑)

でも、これは出てこないとだねぇ。

ま、10日以上休んだからいいか(苦笑)


というわけで、またお休みに戻ります。


やっぱ、行ってみないといけないよな。

頭で考えてるより、自分の足で行ってみないと。

ていうか・・・本場の沖縄そば食べたい・・・

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