1月は、ずっと大阪で過ごしました。
年末から年始にかけて多少バテたのですが、
5日に仕事始めがあって、その後はいつも通り。
・・・のはずが、ちょっとしんどい時期だったかも。
去年(2022年)は、結局5月に沖縄に行けたきり。
とはいえ、2020年、21年と2年行けなかったので、
1回でも行けたのは、ありがたかったなと思います。
2022年5月の沖縄の印象は、特別に深いですね。
その代わり(というべきなのかどうか)、2022年には、
3月、10月、12月と、3回香川に行く機会がありました。
香川に行っても暇があれば海に出て、時間を過ごします。
そんな折々に撮ったのが、今回の写真というわけで。
浜は「土」なので沖縄の浜の色とはもちろん違うのですが、
沖縄の特定の場所と似ている(と自分で勝手に思っている)
そんな場所も、いくつかあったりするので・・・。
で、支障がない限り、海に近い宿をとったりします。
植生も、当然ながら異なっているのですが、
しばしば、おもしろい造形もあったりするので。
松は琉球松ではありませんが、松は松ですし。
このあたりでは、かつて浜辺の松は、
船をつなぐのに使われていた、と、
そんなふうに聞いたりもしています。
なので、とても不思議な形になったり、
大きく横の方向に広がってしまったり。
写真の松がそんな松だったかは知りません。
でも、それは瀬戸内海だからできたことで、
外洋に面していたら、とてもできないことでしょう。
すくなくとも、生まれた地方は太平洋に面しているので、
そこではそういう話は、聞いたことがありませんでした。
でも、内海であれば、あるいはそんなこともあるのかも。
「江戸湾とアムステルダムの海はつながっている」
そう記した江戸時代の海防学者・林子平ではありませんが、
香川と沖縄の海も、もちろんつながっていますし。
というわけで(どういうわけ)今年最初の旅も香川まで。
四国は大阪よりずっと雪が降りやすいですし、
前回は雪の中を7時間かかって帰ったので、
今回はレンタカーではなく列車にしたのですが、
乗り物を5回乗り継いで5時間かかりましたから、
ぼくにとっては、やっぱり十分に「旅」ということで。
5時間あれば那覇どころかスムーズに行ければ、
辺戸岬にまで到着している時間ではありますし。
レンタカーの貸し出しで時間を浪費できないので、
空港で誰かに待っていてもらわないと無理ですが。
今回は宿は海の近くではなく(とはいえ距離は数十メートル)
いわゆる「お遍路宿」なので広いお屋敷に、ぼくひとり。
季節がよければ、たくさんの人でにぎわうのですが。
「絶対に今度は誰か連れてくるぞ」と思いましたね。
そのぶん静かな環境で朝まで勉強できましたが。
でも、同行しても勉強できるという人はいますし、
そういう人との旅が楽しいと本当に思います。
沖縄にも、年に何度も行けた頃には、
決まった宿がありましたけれど、
今は、なかなかそういうわけには。
また、いつかそんな年があればと思いますが、
とりあえず今年は、また香川と、そして東大阪。
特に東大阪では10年ぶりの大きな仕事が待っています。
でも、1回くらいは沖縄に行っても罰は当たらないでしょう。
と思いつつ、2日後からは、南西ではなく東に向かう予定です。