今年最初の旅が沖縄じゃなくてもいいじゃないか。

び ん

2023年02月07日 01:59




1月は、ずっと大阪で過ごしました。

年末から年始にかけて多少バテたのですが、

5日に仕事始めがあって、その後はいつも通り。

・・・のはずが、ちょっとしんどい時期だったかも。


去年(2022年)は、結局5月に沖縄に行けたきり。

とはいえ、2020年、21年と2年行けなかったので、

1回でも行けたのは、ありがたかったなと思います。

2022年5月の沖縄の印象は、特別に深いですね。





その代わり(というべきなのかどうか)、2022年には、

3月、10月、12月と、3回香川に行く機会がありました。

香川に行っても暇があれば海に出て、時間を過ごします。

そんな折々に撮ったのが、今回の写真というわけで。


浜は「土」なので沖縄の浜の色とはもちろん違うのですが、

沖縄の特定の場所と似ている(と自分で勝手に思っている)

そんな場所も、いくつかあったりするので・・・。

で、支障がない限り、海に近い宿をとったりします。





植生も、当然ながら異なっているのですが、

しばしば、おもしろい造形もあったりするので。

松は琉球松ではありませんが、松は松ですし。

このあたりでは、かつて浜辺の松は、

船をつなぐのに使われていた、と、

そんなふうに聞いたりもしています。

なので、とても不思議な形になったり、

大きく横の方向に広がってしまったり。





写真の松がそんな松だったかは知りません。

でも、それは瀬戸内海だからできたことで、

外洋に面していたら、とてもできないことでしょう。

すくなくとも、生まれた地方は太平洋に面しているので、

そこではそういう話は、聞いたことがありませんでした。

でも、内海であれば、あるいはそんなこともあるのかも。


「江戸湾とアムステルダムの海はつながっている」

そう記した江戸時代の海防学者・林子平ではありませんが、

香川と沖縄の海も、もちろんつながっていますし。





というわけで(どういうわけ)今年最初の旅も香川まで。

四国は大阪よりずっと雪が降りやすいですし、

前回は雪の中を7時間かかって帰ったので、

今回はレンタカーではなく列車にしたのですが、

乗り物を5回乗り継いで5時間かかりましたから、

ぼくにとっては、やっぱり十分に「旅」ということで。


5時間あれば那覇どころかスムーズに行ければ、

辺戸岬にまで到着している時間ではありますし。

レンタカーの貸し出しで時間を浪費できないので、

空港で誰かに待っていてもらわないと無理ですが。


今回は宿は海の近くではなく(とはいえ距離は数十メートル)

いわゆる「お遍路宿」なので広いお屋敷に、ぼくひとり。

季節がよければ、たくさんの人でにぎわうのですが。

「絶対に今度は誰か連れてくるぞ」と思いましたね。

そのぶん静かな環境で朝まで勉強できましたが。

でも、同行しても勉強できるという人はいますし、

そういう人との旅が楽しいと本当に思います。


沖縄にも、年に何度も行けた頃には、

決まった宿がありましたけれど、

今は、なかなかそういうわけには。

また、いつかそんな年があればと思いますが、

とりあえず今年は、また香川と、そして東大阪。

特に東大阪では10年ぶりの大きな仕事が待っています。

でも、1回くらいは沖縄に行っても罰は当たらないでしょう。

と思いつつ、2日後からは、南西ではなく東に向かう予定です。

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