CHIEF写真館 (奈良散策4・いろんなもの)

び ん

2008年04月03日 12:24

奈良のまちを歩いていると、いろんなものに出会う。





土蔵に立てかけてあるのは、ほうき?


いえいえ、お水取りの「お松明(たいまつ)」なのです。


だから、先のほうが焼けて、焦(こ)げている。


毎年、11本×14日分、つまり154本のお松明が用いられる。


その中には、8メートルに達する大松明が毎晩1本ずつ含まれるから、


正確には、毎年14本の大松明と、140本のお松明が用いられることになる。


それらは、相応のお布施を収めると、このように配られるのだという。


しかし、道を歩いていて、これを見つけたときには、ちょっとぎょっとした。





と思えば、こんなポスター。


どう見ても、もう20年はたっている。


80年代のスタイルだ(と思う)。懐かしい^^・・・





いっぽう、こちらは20年どころではない。


明治時代まで大蔵流狂言宗家の屋敷があった跡。


現在は、奥に細長い児童公園になっている。





たまたま、屋敷跡を駐車場にした場所があったのだが、


奈良町の古い屋敷は、こんなに奥行きがあることがわかる。


「鹿男」のドラマに出てきた「福はら」の奥行きも相当なものだった。





と思うと、「くくり猿」。縁起物。


(以上、撮影:chief )



せっかくなので、ぼくもいくつか追加。





奈良ならではの標語。


それから・・・





レトロ風な看板。





オブジェにされた、普通の柿。





魔よけの柊(ひいらぎ)。





そして、「あをによし」と刻まれた歌碑。

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