じゃーん!!
(会場での写真を使わせていただいています。)
物産会最終日の前日(5日)に会場に届いたそうだ。
だから、その日に行っていなければ会えなかった。
でも、ぼくにはすぐに手の出る価格ではなかったので、
いったん家に帰って一晩考えた。考えた。考えた。
ポイントは、宮城須美子さんの作、ということ。
父親である人間国宝・金城次郎譲りの魚紋の器(うつわ)物が有名。
http://zenkana.ocnk.net/product/6
なぜ、その宮城須美子さんがシーサーなのか?
それは、会場ですぐに答えがみつかった。
須美子さんと交友のある方に、説明をうかがうことができたからだ。
すでに、かなり以前からシーサーはつくっていらっしゃるそうだ。
会場にも、素焼き(荒焼き)のシーサーが二体あった。別の一対は、その朝売れてしまったという。
いただいたプロフィールによれば、すでに1991年にはシーサーで沖展に入選している。
しかし、これほど鮮やかな彩色のシーサーは、初めてではないか、というのだ。
焼き物(やちむん)なのに、彩色によって漆喰シーサーのように見せている。
子供のような筆づかいは、むしろ金城次郎の息づかいや表情を感じさせる。
それよりも何よりも、端正な印象の強い焼き物に対して、このPOPさは何だ?
宮城須美子というよりは、草間弥生がつくったと言われたほうが納得できる。
(もちろんそれでは、本を全部売り払っても手に入らないだろうが)
きのうは、かなりキツイ会議のある日だった。
自分は一方の代表者なので、出来る限りの準備が必要だった。
メンバーを昼に招集して、最後の打ち合わせをおこなった。
自分で集めておいて、自分が遅れるわけにはいかない。
そういう意味でも、梅田の阪神百貨店まで行くべきかどうか迷った。
それでも、行った。
一晩おいても、呼ばれていると思ったし、これを逃したら会えないと思った。
朝出発して、会場に着き、いただいて、帰る。
包んでいただいている間に、仲善さんのスタッフとまじるさん夫妻に挨拶。
あとは、包みを抱いて、職場へ一直線。
今年のぼくの沖縄物産展は、そんなふうに幕を閉じた。
では、なぜ逆立ちシーサーなのか?
これは、今、問い合わせていただいている。
場合によっては、読谷まで行くつもり。
・・・
また、読谷に呼ばれている。