一番ほしかったのは、逆立ちシーサー!

び ん

2007年06月07日 08:40

じゃーん!!



(会場での写真を使わせていただいています。)


物産会最終日の前日(5日)に会場に届いたそうだ。

だから、その日に行っていなければ会えなかった。


でも、ぼくにはすぐに手の出る価格ではなかったので、

いったん家に帰って一晩考えた。考えた。考えた。

ポイントは、宮城須美子さんの作、ということ。

父親である人間国宝・金城次郎譲りの魚紋の器(うつわ)物が有名。

http://zenkana.ocnk.net/product/6

なぜ、その宮城須美子さんがシーサーなのか?

それは、会場ですぐに答えがみつかった。

須美子さんと交友のある方に、説明をうかがうことができたからだ。

すでに、かなり以前からシーサーはつくっていらっしゃるそうだ。

会場にも、素焼き(荒焼き)のシーサーが二体あった。別の一対は、その朝売れてしまったという。

いただいたプロフィールによれば、すでに1991年にはシーサーで沖展に入選している。


しかし、これほど鮮やかな彩色のシーサーは、初めてではないか、というのだ。

焼き物(やちむん)なのに、彩色によって漆喰シーサーのように見せている。

子供のような筆づかいは、むしろ金城次郎の息づかいや表情を感じさせる。

それよりも何よりも、端正な印象の強い焼き物に対して、このPOPさは何だ?

宮城須美子というよりは、草間弥生がつくったと言われたほうが納得できる。

(もちろんそれでは、本を全部売り払っても手に入らないだろうが)


きのうは、かなりキツイ会議のある日だった。

自分は一方の代表者なので、出来る限りの準備が必要だった。

メンバーを昼に招集して、最後の打ち合わせをおこなった。

自分で集めておいて、自分が遅れるわけにはいかない。

そういう意味でも、梅田の阪神百貨店まで行くべきかどうか迷った。


それでも、行った。

一晩おいても、呼ばれていると思ったし、これを逃したら会えないと思った。

朝出発して、会場に着き、いただいて、帰る。


包んでいただいている間に、仲善さんのスタッフとまじるさん夫妻に挨拶。

あとは、包みを抱いて、職場へ一直線。


今年のぼくの沖縄物産展は、そんなふうに幕を閉じた。







では、なぜ逆立ちシーサーなのか?

これは、今、問い合わせていただいている。

場合によっては、読谷まで行くつもり。

・・・また、読谷に呼ばれている。

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