那覇をかける時、時をかける那覇。

び ん

2022年06月20日 00:01

5月14日に那覇空港から駆け込んだ那覇市歴史博物館。

「時をかける那覇」を見るために、「那覇をかける時」でした。

・・・と、これを書きたくて書き始めてしまったのですが。。。汗


【追記 すぐ下に画像もあるのに、1行目の那覇市歴史博物館を、

「那覇市歴史資料館」と書いたまま、1日半過ごしてしまいました。

前回の記事でも、終わりのほうの大事なところで、

「1972年の琉球藩設置が琉球処分のはじまりだった」

と書いて、その後1週間ほど、そのままになっていました。


直したことを忘れないように、「9」に訂正線を引いてから、

「8」に直していますが、正直「ちょっとまずいな」と思っています。

まあ、そこまで気にする必要はないんじゃない?という考え方も、

世の中にはあるのだと思うのですが、やはり、それでは困るので。】





まだ、あと1週間やってますから、ぜひぜひ行ってみてください。

ぼく自身は、5月に見に行った時には、また6月23日に来れば、

もう一度見ることができる、なんてことを皮算用していましたが、

世の中なかなか甘くはなくて、今年の6月はずっと内地です。

というか、時間があれば、出身地との往復が続きそうです。





移動できるようになったのは、それはもうありがたいのですが、

PCR検査を受けるのが、だんだんややこしくなってきています。

検査所は、6月30日までの無料期間終了を待たずに、

HPの一覧に載っていても、次々に閉鎖になっていて、

(おまけに、ケータイ持たずの稀少人種としては、

検査結果通知を受け取るのが面倒だったりして)

うまくいけば4時間で到着できる出身地よりも、

「大阪をかける時」のほうが長くなりかねません。


ただ、検査所に閑古鳥が鳴いているというのは、

ある意味で、ありがたいことだと言うべきですよね。





ところで、沖縄県立博物館・美術館では、まだ、8月21日まで、

「復帰50年 沖縄復帰前展」の「復帰、前夜」をやっているので、

それまでには、なんとか行けないかなぁ・・・と思っているのです。


(まだちょっと恥ずかしくて、「おきみゅー」と呼べません。

たとえば、いきなり大阪の図書館を、「おおらい」と呼んでね、

と言われても、やっぱり抵抗感があって、呼べませんよね・・・。)


8月21日までには、ちょっと難しいかなという感じが強いのですが、

7月20日からは、今度は「復帰50年 特別展」と銘打った、

「沖縄、復帰後。展-いちまでぃん かなさ オキナワ-」が始まるので、

それが終わる9月19日までに、なんとか!と思ったりしているのです。

参照:沖縄県立博物館・美術館HP


けれど、なぜ「復帰 前夜-。」に対して「沖縄、復帰後。」なんでしょう?

「復帰前」からの物語がまだ終わっていないような状況に対して、

「復帰前」には「-」のあとに「。」、「復帰後」にはダイレクトに、

「。」をつけることで、区切りをつけたいという願いが、

込められている、ということなのでしょうか、それとも、

沖縄のあとに「、」を振ったので、最後に「。」をつけたという、

とてもまじめで義理堅い人が担当した展示だからなのかも。


あるいは、たとえばモーニング娘。とか、キンタロー。のような・・・。

それとも、沖縄県出身であれば、波照間てるこ。のような・・・。

まあ、そのあたりのことは、とりあえず、置いておきましょう。

いや、気になったら聞かないとすまない性分なので、

今度行ったときに、絶対に聞くだろうなぁ・・・。





行くんなら、ゆいレールの1日券ですね。大人1枚800円です。

800円で、24時間乗り放題です。次の日まで乗れるというのが、

お得感、半端ないですね。

これを見せると、博物館や資料館でも2割引きにしてくれるので、

お得感、半端ないですね。


5月には、24時間で800円の2倍くらい、乗り倒しました。

おまけに、入場料の2割引きも、2カ所でしてもらいました。

北部と南部は、さすがにゆいレールでは行けませんでしたが。


ただ、ふつう歩く距離も乗ったりしたので、ちょっとそこは反省です。





800円といえば、ちょうど1970年大阪万博の入場料金(大人)。

青年(現在の学割の感じ)が600円で、小人が400円でした。


(【追記】 青年と小人(子ども)の料金を訂正します。

夜間料金は、それぞれ半額の400円、300円、200円です。)


そして、2025年の大阪・関西万博が4800円のはずでした。

前回から55年で6倍というのは、その後半の30年近くが、

どれだけ経済的停滞に見舞われていたかを示していますが、

ぼく自身は、まあまあ妥当な金額かなと思っていたのです。


ところが、4800円と公表していたのに、19日に報道があり、

入場者数が減少する見込みだから6000円に値上げするという、

一生懸命考えた形跡も、何の芸もない、ないない尽くしの修正案。


それってつまり、3年前の時点で失敗を確証したということですから。

これからまだ識者の意見を聞いて年内に決定と言っていますが、

入りたくなる、行きたくなる案を必死で考えるというのが先決でしょう?


博覧会は自分の仕事の一環なので、秋にシンポジウム開きます。

(【追記】満員御礼! 3時間半、充実した時間でした。

やっぱり、人が集まることができるって、いいですね。)

けっこう力、入ってます。継続的に報道を追いかけているのですが、

正直、「もうどうでもいいや」と思うような発表や報道が続いた後に、

トドメのように、「入場料を6000円に値上げか」という報道があり、

(博覧会協会は、発表も記者会見も開いていないのですが、

これまでのやり口から見て、なし崩しでそうするでしょうね。)

ちょっと、いや、かなりがっくりきています。げんなり、かな。


【追記】

救いは、料金設定をこまめに分けて設定していることと、

子供料金(最低1100円から)の安さ、でしょうか。

超早割4000円、早割5000円もあるんですが、

23000円のフリーパスどうしようかなぁ・・・。


つい、よけいな話になってしまいました。

今回の「時をかける那覇」の図録は、

5月には、まだ未完成状態でしたが、

そろそろ出来上がっている頃です。

「お取り寄せ」もいいんでしょうけど、

やっぱり、行って買わないとね。

次回は、いつ行けるか楽しみです。


で、とりあえず記事のタイトルには、

「那覇をかける時、時をかける那覇。」

と、「、」と「。」をつけておきます。笑。


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