台風一過の、そのあとで。

び ん

2009年10月16日 00:05

先週のことである。


巨大な台風が通り過ぎたあと、


いつも通りかかる橋を通りつつ、


かつて見たこともない大量のゴミにおどろいた。





いや・・・ぼくらにとっては、ゴミ以外の何ものでもないが、


しばらく見ていると、


小魚たちの群れがきっちり並んで泳いでいたり、





大きな鯉が、ゴミの陰をゆらりと通り過ぎたり、





彼らにとってみれば、時ならぬ台風の贈り物だったようなのだ。


これらが海に流れ着いた時の大変さを思いながらも、


ぼんやり、魚たちの心踊りを考えたりした。

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