まだ新年のあいさつもすんでいないのに。

び ん

2022年02月16日 00:01

1月からずっと書けていなかったのですが、

前回の記事を思わず書いてしまいました。

なんだか書かずにはいられなかったので。


で、書いたあとに、書きすぎたと思うかなと

多少は思っていたのですが、とんでもない。

まだまだ書き足りなかったと思えてきました。


長いスパンの記事ではありませんが、

訂正する必要はないと思っています。

(このあとに記す1か所を除いて。)

とにかくアンフェアが大嫌いなもので。


ただ、もう少し丁寧な説明は必要だと、

それは確かに、そう思っていたのですが、

ごめんなさい、説明を書いている余裕がなく。


開催国の人がどうだと言っているわけではなく、

(そういう書き込み、相変わらず多いですけど)

ぼくは嫌いになれません、「シーサーの原郷」。

書いた翌日も、今年一緒にする仕事の話を、

親しく始めたりしています。開催国の人と。


でもやはり違和感があります、この五輪には。

それがすべて開催国の主導ではないにせよ。

主導ではなくても、忖度は確実に働いている。


携わっている大多数の人たちは精魂を込めて、

まっとうな運営を続けているはずだとは思うのです。

それでも、一部にはやはり歪みを感じてしまう。


そして歪みは、残念ながら、とどまることなく、

むしろ、毎日のように積み重なってゆく。

いや、「ように」ではなく確実に毎日。毎日。毎日。


それは思い過ごしや誤解といったレベルではなく、

確実に、何かの意思に発する奇妙な空気のなかで、

何かがゆがみ、何かがねじれているとしか思えない。


それらすべてがつながっているわけではなくても、

そういうものを生み出す背景が確実にあって、

そういうものに流されやすい人たちが、

おかしな結果を生み出しているとしか・・・。


結果ではなく過程であるものもあるのですが、

いったん成立したものは容易には覆らない。

それを承知で結果を出そうとしているとしか、

確率的にも状況的にも思えなくなっています。


ただし、そういうものに対する怒りを、

冷静にコントロールできる本当の勝者も、

もちろん、中にはいてくれるわけですが。


それでも、知りうる情報はわずかなもので、

真相がどこにあるのかは、わかりません。

それでも、あまりにも解せないことばかり。


この一見平和的国家間代理戦争そのものが、

もはや完全にオワコンなのだと言ってしまえば、

それはそれで「正解」なのだとは思うのですが、

じっさいにまだ「休戦協定」なるものも生きていて、

包括的にではないけれど、この期間は必要ですし。

じっさいに、プレーヤーの姿からもたらされる勇気は、

多くの人たちの夢や希望や現状肯定感をつないでいる。

そのことは、絶対かつ確実に否定できないいことですし。


札幌オリンピックが原体験的に大きいので、

冬季オリンピックにはノスタルジーがあって、

それだけは壊してほしくないなぁと思いつつ。


まあ、長野のひどい置き土産もありましたし、

IOCの面子が変わるわけではないのだから、

それは幻想に決まり切っているのですけどね。


「この先を見る気が完全になくなった」などと、

書きましたけれど、時間があれば見ています。

前言撤回になりますが、見ごたえがあるので。


ただし、フラストレーションがたまります。

いや、カタルシスとフラストレーションが、

入れ替わり立ち代わりで疲れます(溜息)


たとえば大好きな香港のことを考えるだけで、

やはり違うと思うのですね、現在の体制は。

覇権主義を隠蔽する方法も、間違っている。

そしてそれに忖度してか、むしろ周囲の者が、

開催国のご機嫌を窺って異例な措置が続く。


その開催国と傍から見て蜜月時代にある、

別の大国があたかもこの機に乗ずるように、

さらなる覇権拡大のための侵攻を準備する。

(だんだんシナリオも見えてきましたけれど。)


その一方で血管拡張剤を用いた違反行為の露呈。

当の本人は単なる実験台なのかもしれませんが、

毎日血管拡張剤の服用をつづけている者として、

さまざまな意味で「冗談じゃない」と思うのです。


おまけに「16歳以下」を馬鹿にするなと言いたい。

15歳だって社会性も自主判断能力も持っている。

スポーツ仲裁裁判所は、世界中の未成年たちを、

見くだすことで、彼らへの人権侵害をおこなった。

そのことの「罪」を、どれだけ自覚しているのか。


そして、みずからがみずからの正当性の欠如、

つまりその存在の不当性を宣言したことになる。

世界で唯一無二の裁判所なのに。(笑えない。)


15歳がオールオッケーで、17歳ならばアウト?

では、きのう17歳になった人は?先月ならば?

もはや論理が破綻していることは明らかなのだ。

そもそもメダル授与式がペンディングの競技なんて、

参加者全員に対してどれだけ礼を欠いていることか。


オリンピック期間前のドーピングが免罪対象ならば、

そもそもロシア国家の出場停止はないわけで。

これから違法薬物を集中投与した16歳以下が、

おぞましくも、次から次に登場してきますよ。

でも、もはやそれは承認済みのお墨付き。

新しく、フランケンピックでも始めますか?


IOCは提訴の側に立ったとされていますが、

いやはや、こんなあからさまな茶番はない。

WADAのように非難声明すら出すことなく、

それはそうでしょう、裏でツーカーなんだから。


ハーフパイプの平野歩夢くんが言っていましたけど、

選手は命懸けでやっている。そのことに対して、

運営側は完全に敬意を欠いているのではないか。

自分だってたぶん選手だったことがあるはずなのに。

いや、そうであっても、そうでなくとも、どちらでも。

「選手の上に立っている」という間違った認識を、

不可逆的に育てているのがIOCという組織ならば、

それはもういったん解体して、別のものにしたほうがいい。


I(いったい何をやっているのか)

O(おとなたちが寄ってたかって)

C(ちっとはまともにやってください)





今回のエンブレム、けっこう気に入っていたのです。

ここしばらく、ひどいエンブレムが続いていたので。


意味は、「「冬」という漢字からインスピレーションを得て、

上部がスケーターを、下部がスキーヤーをイメージしています。


ということのようですね。

(参照:Beijing 2022 ブランド・エンブレム


「冬」という文字もさることながら、

「参」にも見えますね。「参加」「参上」の「参」。

ところがだんだん「参りました」に見えてきました。

まったくもって「降参」の「参」です。

「核の冬」「人権の冬」「公正の冬」「自由の冬」

いろんな冬もありますが。


もう五輪にからむのはやめておこうと思いつつ、

前の記事をそのままにしておくのも気になって。

なんともはや中途半端な状態でしたが、

いよいよ、五輪貴族の一味が出てきて、

前半の総括とやらをさらしたところで、

わじわじ~の度合いが急上昇して、

ついに堪忍袋がプッツンしました。


『厚顔無恥』。この一言で足りますね。

ほんとうに、あいかわらずではありますが、

まあ、この人たちには何も見えていない。


見えない人だからその立場にいるのか、

それともだんだん見えなくなっていくのか、

それこそ一番どうでもいいことなのですが、

それでもそれで被害者が出る状況なので、

どうでもいいで済まされないのがもどかしい。


このくらいでやめておきます、多くの選手たちが、

節度を守って、ルールに従っていますから。

ただ、そのルールが恣意的にゆがめられ、

根拠を失っているのだとしたら、やはり・・・


そこから目をそらすつもりはありません。

目をそらさなければ見えてくるものがあると、

信じてやってきましたし、やっていくつもりです。

まあ、でも、女子フィギュアは見ませんけれども。



とんでもなく遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

やはり健康が第一ですので、皆様のご健康をお祈りしています。

ただ、健康も一律ではなく、人から押しつけられるものでもない。

いわゆる病気にかかてっていても、健康な人はたくさんいますし、

どこにも病気などないのに不健康な人もいやになるほどいます。

そんなことも含めて、できるだけ健康でありたいなと思います。


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