表示板10景・・・2005年9月14日午後
10年前の9月14日のこと、
13時ころ空港に着いてから、
わずか数時間という短い時間に、
どれだけ多くの表示板を見ただろうか。
メニュー・看板・道路標示・説明版・表札・・・
じつにさまざまな「表示」の種類がある。
撮ってあった写真を見て、そう思う。
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14:50
15:29
15:35
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16:19
17:03
17:26
もちろん、これらは見た表示板の、ほんの一部。
表示板がなければ、旅行者はどこにも行けない。
10年前は、まだカーナビも不完全で、
何度も、過ぎてから曲がるべき交差点を知らされた。
しかし、どれだけカーナビの機能が向上しても、
案内板がなければ、目的地を探し回る時間は、
どれだけ増え、どれだけ不便になるだろう。
いくらモバイルの検索機能が充実したとしても、
その場で知りうる情報を超えることはあるまい。
(むしろ、その関係が逆転しつつあることに、
ぼくなどは、大きな危機感を覚えている。)
それにしても、多種多様な表示板がある。
ただし、その目的は、どれもみな、ほぼ同じ。
「ここに何があるか」「これが何であるか」を教えること。
そして、目的に応じて最適な大きさや色や材質が選ばれる。
費用や耐久性、デザインや流行など選択の要素が加わる。
その結果、おのずから表示板は多種多様になる。
当たり前かもしれないが、とてもおもしろい。
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