沖縄フェア、あと2日。
セブン-イレブンのてのひらの上で
踊らされているだけ、という考え方もあるかもしれない。
沖縄産品を少しだけ使って「沖縄」をうたった内地企業の商品に
(この構図は、いうまでもなく「沖縄産業振興」全体像の縮図である)
それほどカネをかける意味があるのだろうか?と言われるかもしれない。
それもこれも、先刻ご承知(のつもり)
19日から今日までに、4回セブン-イレブンに行った。
使った金額、3139円。
たまった応募券は、5枚。
(2枚は、幼稚園児の娘が店の人にいただいた。
おっさん一人の場合、そういうことは絶えてない)
ぼくが店内にいるあいだに、気づいただけで、
レジで精算する人の確実に2人に1人は、くじを引く。
つまり、沖縄フェアの品物を700円以上買う。
きのうなどは、自転車で追い抜いた親子連れが
あとから店に入ってきて、くじを引いていた。
おかあさんと、男の子2人。
下の子(たぶん3歳)が、
ぼくが黒糖パインガムをたくさん買うのを、
じーーーーっと見ていて恥ずかしかったのでおぼえている。
いつもなら気にも止めない若者でも、
くじを引いていると親しみをおぼえる。
(向こうにしてみれば大きなお世話だろうが)
あるいはほかの誰かが、
いつもなら気にもしないおっさん(ぼく)が
くじを引くのをじっと見ているかもしれない。
とりわけ日が沈んでからのセブイレには、
そんな奇妙な連帯感がただよっている。
それは、店に流れる控えめな三線の音が
かもしだしているだけの気分ではないはず。
長雨がやんだこともあるのだろうが、
ここ数日のセブンイレブンの雰囲気は、
あの、なつかしい沖縄のコンビニを思い出させる!
(古代以来の中国では、5日続く雨を「行雨」、
10日続く雨を「谷雨」、15日続く雨を「時雨」と呼んだと、
吉野正敏著『歴史に気候を読む』(学生社、2006年)で知った。
今回の大阪の雨は、せいぜい「行雨」、
先般の沖縄の長雨は、「時雨」であったわけだ。
中城村長雨土砂災害の支援コンサート、
今日の3時から開かれる。盛会を祈ります。
http://blog.ti-da.net/toku/charity/index.html)
ここまできたら、8枚集めて沖縄旅行の抽選したいよなぁ・・・