沖縄フェア、あと2日。

び ん

2006年07月23日 12:21

セブン-イレブンのてのひらの上で

踊らされているだけ、という考え方もあるかもしれない。

沖縄産品を少しだけ使って「沖縄」をうたった内地企業の商品に

(この構図は、いうまでもなく「沖縄産業振興」全体像の縮図である)

それほどカネをかける意味があるのだろうか?と言われるかもしれない。


それもこれも、先刻ご承知(のつもり)


19日から今日までに、4回セブン-イレブンに行った。

使った金額、3139円。

たまった応募券は、5枚。

(2枚は、幼稚園児の娘が店の人にいただいた。

おっさん一人の場合、そういうことは絶えてない)


ぼくが店内にいるあいだに、気づいただけで、

レジで精算する人の確実に2人に1人は、くじを引く。

つまり、沖縄フェアの品物を700円以上買う。


きのうなどは、自転車で追い抜いた親子連れが

あとから店に入ってきて、くじを引いていた。

おかあさんと、男の子2人。

下の子(たぶん3歳)が、

ぼくが黒糖パインガムをたくさん買うのを、

じーーーーっと見ていて恥ずかしかったのでおぼえている。


いつもなら気にも止めない若者でも、

くじを引いていると親しみをおぼえる。

(向こうにしてみれば大きなお世話だろうが)


あるいはほかの誰かが、

いつもなら気にもしないおっさん(ぼく)が

くじを引くのをじっと見ているかもしれない。


とりわけ日が沈んでからのセブイレには、

そんな奇妙な連帯感がただよっている。


それは、店に流れる控えめな三線の音が

かもしだしているだけの気分ではないはず。


長雨がやんだこともあるのだろうが、

ここ数日のセブンイレブンの雰囲気は、

あの、なつかしい沖縄のコンビニを思い出させる!


(古代以来の中国では、5日続く雨を「行雨」、

10日続く雨を「谷雨」、15日続く雨を「時雨」と呼んだと、

吉野正敏著『歴史に気候を読む』(学生社、2006年)で知った。

今回の大阪の雨は、せいぜい「行雨」、

先般の沖縄の長雨は、「時雨」であったわけだ。

中城村長雨土砂災害の支援コンサート、

今日の3時から開かれる。盛会を祈ります。

http://blog.ti-da.net/toku/charity/index.html




ここまできたら、8枚集めて沖縄旅行の抽選したいよなぁ・・・