6月の月のこと、そして7月の月のこと。(夜中に目覚めると必ず月があった話)

び ん

2015年07月26日 18:35

ひさしぶりに那覇で過ごした6月26日は、

カーテンのすき間にある月を見ながら、

いつの間にか眠っていた。


月の入りの時刻からいえば、

この月は、那覇の街に向けて、

今にも沈もうとしている月。





続く27日と28日は、早く寝てしまったのだが、

2晩続けて、夜中にふと目覚めると、

同じようにカーテンのすき間には月があった。


6月26日は別としても、

27、28日と2晩続けて、

夜中に目を覚ますと必ず、

同じようにカーテンのすき間から

同じように月がこちらを照らしていたのだ。





那覇市の6月26日の月の入りは、午前1時07分。

27日になると、30分以上遅れて、午後1時43分。

28日には、さらに40分も遅れて、午後2時23分。

だから、2日過ぎれば1時間以上の時間差があるのに。


そもそも眠りが深いので、いったん眠ってしまうと、

夜中に目をさますことは、いつもはほとんどない。


1晩目は撮ろうと思って撮ったわけだが、

その後2晩続けて、枕元のデジカメを持ち、

カーテンの間から月を撮ることになるとは。


那覇の上空で煌々と輝く月を見ながら、

なんだかとても不思議な気分にさせられた。

月が、何かを語りかけようとしている・・・?





6月26日の月(月齢10.5)から、

今日で、ちょうど「ひと月」が過ぎる。


7月26日の月は、正午の月齢10.1

翌日27日の月は、同じく月齢11.1

そして28日は、几帳面に月齢12.1

そんなふうに満ちてゆき、31日に満月。


ちなみに那覇の「月の出」は、26日が午後2時28分

27日が午後3時23分で、28日が午後4時19分。

だいたい1時間弱ずつ遅くなっていくんですね。


(いずれも、参照:国立天文台HP「月の出入り」那覇(沖縄県)」





大阪の月は夜中にそっと起こしてまで、何かを語ろうとはしてくれない。

しかしそれは、こちらが聞き取ろうとしていないだけではないのか?

あらためて、聞き取ろうとしてみるべきかもしれないな・・・。

1か月前の那覇の月を思い出しながら、そんなことを思っている。


台風一過の沖縄では、今夜はきれいな月が見られるだろうか?





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