6月の月のこと、そして7月の月のこと。(夜中に目覚めると必ず月があった話)
ひさしぶりに那覇で過ごした6月26日は、
カーテンのすき間にある月を見ながら、
いつの間にか眠っていた。
月の入りの時刻からいえば、
この月は、那覇の街に向けて、
今にも沈もうとしている月。
続く27日と28日は、早く寝てしまったのだが、
2晩続けて、夜中にふと目覚めると、
同じようにカーテンのすき間には月があった。
6月26日は別としても、
27、28日と2晩続けて、
夜中に目を覚ますと必ず、
同じようにカーテンのすき間から
同じように月がこちらを照らしていたのだ。
那覇市の6月26日の月の入りは、午前1時07分。
27日になると、30分以上遅れて、午後1時43分。
28日には、さらに40分も遅れて、午後2時23分。
だから、2日過ぎれば1時間以上の時間差があるのに。
そもそも眠りが深いので、いったん眠ってしまうと、
夜中に目をさますことは、いつもはほとんどない。
1晩目は撮ろうと思って撮ったわけだが、
その後2晩続けて、枕元のデジカメを持ち、
カーテンの間から月を撮ることになるとは。
那覇の上空で煌々と輝く月を見ながら、
なんだかとても不思議な気分にさせられた。
月が、何かを語りかけようとしている・・・?
6月26日の月(月齢10.5)から、
今日で、ちょうど「ひと月」が過ぎる。
7月26日の月は、正午の月齢10.1
翌日27日の月は、同じく月齢11.1
そして28日は、几帳面に月齢12.1
そんなふうに満ちてゆき、31日に満月。
ちなみに那覇の「月の出」は、26日が午後2時28分
27日が午後3時23分で、28日が午後4時19分。
だいたい1時間弱ずつ遅くなっていくんですね。
(いずれも、参照:
国立天文台HP「月の出入り」那覇(沖縄県)」)
大阪の月は夜中にそっと起こしてまで、何かを語ろうとはしてくれない。
しかしそれは、こちらが聞き取ろうとしていないだけではないのか?
あらためて、聞き取ろうとしてみるべきかもしれないな・・・。
1か月前の那覇の月を思い出しながら、そんなことを思っている。
台風一過の沖縄では、今夜はきれいな月が見られるだろうか?
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