沖縄・八重山探偵団
書いておかなければならなかったこと
び ん
2006年04月23日 20:14
4月19日に、辺野古の「座り込み」が3年目に入ったこと。
http://blog.livedoor.jp/henokonaha/archives/50409131.html#comments
基地問題の情報については、「ジュゴンネットワーク沖縄」が引き続き参考になる。
http://jaga.way-nifty.com/dugong/
2年前(2004年)の4月19日。
「あのまま入院していたら」と考えると、この2年間がどれだけ途方もなく長いものであるかが実感される。
しかし、辺野古の受難は、さらにその7年以上前から途切れることなく続いてきたのであった。
そして今日23日が、沖縄市長選挙の投票日、即日開票日。
基地問題の先行きにも大きな影響を与えるであろうといわれている大きな地方選挙。
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?itemid=4837
辺野古のおじぃ・おばぁたちを、これ以上消耗させることは・・・
先日奈良地裁で実刑判決が下された
平群町の騒音加害者の「未必的故意」
と、いったいどちらが犯罪的であろうか。
国家犯罪は、有事(戦争状態)の際にだけ出現するものではない。
親と子の絆を断ち、友人同士の親愛を砕き、地域共同体をバラバラに解体する。
それは、あるいは北朝鮮による拉致以上に非人道的な国家犯罪であるかもしれない。
【追記】
内地の報道では、沖縄市長選は、今日日本全国でおこなわれた26市長選のひとつでしかない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060423-00000093-kyodo-pol
ニュースの量では岩国市長選が突出し、沖縄市はせいぜい注目区のひとつという位置づけである。
そして、その岩国市長選にしても、千葉7区補選に比べれば、じつにわずかな扱いでしかない。
もちろん、岩国市の
米艦載機移転問題は大きな争点である。しかし、その何層倍かの米軍基地問題を抱えた沖縄市を超えてまで、大きな問題であろうか。
言い換える。岩国市の問題は、沖縄を注視することなくして、いかに本質的でありうるだろうか。
つまりここにも、相変わらずの「対岸の火事」視が、べっとりとからみついている。
否、内地の多くの人間にとっては、厚木(神奈川県)も岩国(山口県)も「対岸」なのだ。
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