出版社から、同じ雑誌が10冊送られてきた。
いわゆる、「著者献呈本」というやつだ。
10年ほど前に、ほとんど骨子のできていた論文ではあるが、
まとめと校正の段階で、これまでになく消耗した。
2度あると思った校正が1度だけだったということもあり、100%満足はしていない。
ただ、販売価格2500円の15(執筆人数)分の1を払って損はないものにはできた。当たり前だが。
全国の書店に流通する雑誌に載ったのは、今年2回目。
ただし前回は、枚数が少なかった(20枚)。今回は、60枚。
入院・療養に明け暮れた1年から、かなり復旧してくれていると実感。
そろそろ、本のまとめや校正にも耐えられる体調に戻ってきたと思う。
てぃーだBOOKが完成したときに、
だーしゃさんがしみじみ書いておられたが、
本を1冊書こうというのは、ちょっと想像がつかないくらいしんどい。いわばイノチガケ。
もちろん、いろんな本があり、いろんな執筆姿勢があってもいいとは思うのだが・・・
しかし買って読んでもらう以上、「ほどほど」のものを出すくらいなら出さないないほうがいい。
可能性として子々孫々の時代にまで伝わるものなのであるから、恥ずかしいものは出せない。
大学時代の恩師の本作りを手伝わせたいただくことで、その姿勢を身に沁み込ませることができた。
『国語と国文学』(至文堂)5月号(「戯作」特集)。
大きな本屋さんであれば、置いてあると思います。
もしよかったら、手にとってみてください。
え?
どれがぼくの書いた論文かわからない?
目次(表紙)を見ると、わかるようになってます。
著者の「名前」、見ていってくだされば・・・
で、「打順」は野球と同じだと思っていただければ^^
前(↓)の記事、デザインの寒緋桜と記事の紅梅が照応(コレスポンダンス)して、とても気に入っていた。
このまま置いておきたいなと思ったけれど、そういうわけにもいかないので記念写真を撮っておく(苦笑)
横に長く写真をUPしてみたいなと思ったのは、
ebiさんの影響である。
いえいえ、もちろん、比べ物にするなんてとても申し訳ないのですけれど(冷汗)
1996年4月12日の「
普天間合意」から、ちょうど10年目の4月12日に。
かさにかかって「外堀」「大外堀」を埋めようとする日・米政府および軍の動向を見聞きするにつけ、
「悪質な訪問販売」が、ついに玄関先で居直りの恫喝を始めたかと、「家」の住人たちを案じつつ。
その「家」からは、ほんとうは「ここ」もまた地続きなのだけれど・・・
このあと夜まで用事があり、今日書けるかわからないので、書きつけておきます。