2011年12月26日

子規の柿、補遺

正岡子規の柿の句について触れた。

皆さん知っていると思うけれど、念のため。

「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」

明治28年(1895年)10月26日、

法隆寺境内の茶屋で休んでいた時の句という。

ただし、実は東大寺近くの旅館での句ともいう。


子規には、この句のほかにも、

「風呂敷をほどけば柿のころげけり」

「柿くふも今年ばかりと思ひけり」

と、柿好きらしく、いくつも柿の句がある。

子規の柿、補遺

秋の奈良盆地には、ほんとうに柿の実がよく似合う。



参照:

実りのとき

http://www.01.246.ne.jp/~yo-fuse/bungaku/kakikueba/kakikueba.html

日本語と日本文化(壺齋閑話)

http://japanese.hix05.com/Literature/Shiki/shiki05.kaki.html

葉っぱのブログ

http://blog.leafandleaf.com/?eid=1261806



この句にちなんで10月26日は「柿の日」。

その10月26日から、2ヶ月。

先月の沖縄行き中日から、1ヶ月。


河内平野では今年初めて今日初雪が舞った。

紅葉の大半は散ったが、まだ少し残っている。

柿の実も、鳥たちのために少し残してある。



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